座席動く恐れ、ダイハツ15車種171万台リコール: 詳細と対策
ダイハツ工業は、15車種171万台について、座席が走行中に動く可能性があるとして、リコールを発表しました。これは、ダイハツにとって過去最大規模のリコールとなります。
リコールの対象となる車種と台数
リコールの対象となるのは、2014年2月から2023年3月までに製造された以下の15車種です。
- 軽自動車:
- ムーヴ
- ムーヴキャンバス
- ムーヴカスタム
- タント
- タントカスタム
- ウェイク
- ハイゼットキャディー
- ハイゼットカーゴ
- ハイゼットトラック
- コペン
- 小型車:
- トール
- ブーン
- SUV:
- ロッキー
対象台数は、171万台に達し、ダイハツがこれまで実施したリコールの中では最大規模となります。
座席が動く原因と具体的な事例
リコールの原因は、座席の固定部品である「シートバックフレーム」の溶接不良です。溶接不良により、シートバックフレームが破損し、走行中に座席が後方に倒れる可能性があります。
実際に、走行中に座席が倒れ、運転者が怪我をするなどの事故が発生した事例も報告されています。
リコールの内容と対応策
ダイハツでは、対象車両のオーナーに対して、無償で修理を実施いたします。修理の内容は、溶接不良となっているシートバックフレームを交換することです。
ダイハツは、今回のリコールについて、お客様に大変ご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。お客様の安全を第一に考え、迅速かつ丁寧に対応いたします。
車両所有者への情報提供
ダイハツは、対象となる車両のオーナーに対して、郵送でリコールに関する案内を送付しています。また、ダイハツのウェブサイトやコールセンターでも情報を提供しています。
対象車両をお持ちの方は、ダイハツのウェブサイトやコールセンターに連絡して、リコールに関する詳細情報をご確認ください。
車両の点検と修理について
対象車両のオーナーは、ダイハツの販売店やサービス工場で、無料で点検と修理を受けることができます。
点検と修理は、約1時間程度で完了します。ただし、混雑状況によっては、待ち時間が発生する場合があります。
リコールに関する問い合わせ先
ダイハツ工業株式会社 お客様相談センター
電話番号：0800-500-0123
まとめ
ダイハツは、座席が動く可能性があるとして、15車種171万台のリコールを発表しました。対象となる車両をお持ちの方は、ダイハツのウェブサイトやコールセンターに連絡して、リコールに関する詳細情報をご確認ください。安全のため、早急に点検と修理を受けてください。
